ちなみにこの画像はキッチンでも洗面所でもなく、お庭にあるガーデニング小屋の中にある流し台です。
もちろんクレアで設計施工をしたのですが、驚くのはオーナー様の演出力と言うか、とにかく雰囲気を創り出すのがとてもお上手なんです。
なんだか見ているだけで楽しくなってくるような空間です。
勿論、オーナーさまが笑顔でお庭仕事をしているのが目に浮かんできます。
緑の中にたたずむこの小屋は母屋とおそろいのデザインで名前は「プラムハウス」。
なんでプラムハウスと言う名前かと言うと、もともとこの小屋を建てる前に、この場所には梅の木があったんです。
ただ、どうしてもこの位置に小屋を建てないといけない状況で、梅の木があった証と言うか、梅の木の変わりということで「プラムハウス」という名前になったわけです。
その命名に思わず「いいねぇ~」と唸ってしまいました。
和氣さんナイスアイデア!
廻りの木も青々とした中、茶色の屋根の小さな小屋にオーナーさまのお庭への思いがいっぱい詰め込まれています。
自分たちができることは、キャンバスとしての建物をおつくりするところまで。
その後は、それぞれの建て主さまが思い思いの絵を描き、仕上げていくのだなぁと思いました。
と言う事は、自分たちの仕事は建て主さまに沢山お話を伺って、仕上げがしやすいように、理想のキャンバスをつくると言う事になりますね。
建築は造り手の自己実現ではなく、あくまでも建て主のものだから
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