2011年7月29日金曜日

現場カントクGo! 「匠の道具」


クレアの造る家では鉋「かんな」を良く使います。
それでも、昔の木造建築に比べたら
出番が減ったことでしょう。

木の表面を削る大型機械は沢山開発され
現場に届くまえに仕上げられてくるからです。
大工さんの加工場には当然の様
そういった機械が置いてあります。

そんな中、現場で鉋を使う時にの大工さんは
ちょっと嬉しそうにも見えます。
道具は職人の命ですからね。

鉋の技術は奥が深く、コンマ何ミリの薄さ
を競う大会もあるくらいです。
その鉋クズは木でありながら半透明に
透けて見えるくらい薄く、美しいものです。

手のぬくもりは知らぬ間に
人の心に伝わっているのだと思います。

手のぬくもりの残る建物を
これからも造り続けていきたいです。



0 件のコメント:

コメントを投稿